α7sしこたま使ってみた。

α7sを1年ちょっと使ってみて思ったこと。


1年ちょいで13000枚くらい
月1000枚弱ペースで撮影してきた結果です。

利用範囲としては写真撮影のみです。
動画は撮っていません。

◇高ISOうーん。

ISO-10万くらいまでは使えんじゃない?って書いてたけど、明るい場所での高ISOと暗い場所での高ISOは違う。
暗い場所で使った場合、やっぱり12800位が限界カモ。
コレでもちょっと使えない場合もある。

とはいえ、今まで取れなかったSSで撮れるのは間違いないです。
暗がりでズームイケます。

高ISOへの過信は良くないなという印象です。


◇コンデジ様の利用は出来ない

そもそも、コンデジが持ちたいわけではないので別にいいんですが、ISO-Autoに任せて設定ほぼ固定で撮影っていうのがちょっとむりあるかなと思いました。
小さい子供が居るんですが、子供片手にα7sを片手で構えて幼稚園の体育館?ホール?で撮影すると、ちょっと残念ノイジー。
写真撮る時はちゃんと構えろって言う事だと思いますが、そうもいかないことも多々あり、結構無理やり撮影する事がありました。
ISO万能ではないねという事です。

忍者ストラップとC-Loopで機動性は抜群なんですけどね。

◇適正露出問題

ISO-Autoで夜に撮影すると、無理無理に適正露出まで持ってくので結局ISO-AutoのMAXになります。
そしてマイナス補正してもISOの余裕があって思うように暗くならず、ISO感度を下げないといけません。
という事で、最近の使い方としては、ISO-Autoは上げても12800位です。
撮影に集中出来ない時(↑のコンデジ様撮影しなきゃいけない時)は保険で12800位にしておいて、それ以外はこまめに弄ります。

◇MFレンズいくつか追加

24-240のズームレンズ1本だと持ち運びがだるいので、単焦点のMFレンズを2本ほど追加しました。
標準マクロと広角。
フォーカスピーキングがなかなか優秀で、ほとんど苦にならずに撮影出来てます。
あと、あのシャッターボタンや拡大ボタンの配置が、コンデジスタイルの持ちかたをしていると意外としっくりきて使いやすいです。
拡大ボタンはMFとピーキングで初めて押しましたが、ちょうどいいところにあると思います。
MFの場合、オート電源OFF機能をちょっと長めにしておかないとフォーカス合わせている間にディスプレイ消えて焦ります。
解放で使う場合、ピーキングは厳しめにして拡大して使わないと精度が出なかったです。

◇アイピースカスタム

薄型アイピースカップの「FDA-EP16」を導入しました。
調子いいです。


最後に

と、いくつか思うところを書いてみましたが、大体がISO感度についてです。
まぁ、このα7sはISO感度にホれて買ったので、当然の結果とは言えますが。

最後にクイックリリースクランプについて注意点を書いておきます。
僕が買った奴は指で締め付けの強弱を変えられるタイプのモノだったのですが、取り外しをするとちょっとずつ緩みます。
良く飲み会に持って行くのですが、先日の忘年会で自分が撮ってもらうために友達に渡したり、付けたり外したりを繰り返していました。
何度目かは酔っぱらってた忘れましたが、付けたと思って手を外したら、カメラの重さに負けて落下しました。
ティルトレンズ付けてたんですが、ティルト部分がバカになってしまいました。
でも、そこが衝撃を吸収してくれたのか、ボディの方は特に目立った問題も無さそうでよかったです。
この手のカスタムをしている方、クイックリリースクランプにつける際には締め付け具合を再チェックですぞ!

と、普段あまり更新しないこのブログですが、クリスマスプレゼントにメニュー関連のファームアップでも来てくれればいいなぁという期待を込めて書きました。
よろしくお願いします。SONYさん!





α7sカスタムの失敗談

ホント失敗



ネットで噂のアイピース交換
Nikonさんの純正の以下3つセットで丸型に変更出来ちゃってアイセンサーも問題ないとかなんとか。
・DK-3
・DK-22
・FA アイピース


アイピースは出っ張りすぎててかっこ悪いなぁと思っていたので、どうせ出っ張るならドドンと出っ張ってしまえと思って導入。

で、実際に装着してみたところ、タイトル通りなんですが、コレα7sについてはガセネタです。
とは言っても、全部が全部ガセではないんです。
正しい情報としては、DK-22はぴったりサイズで問題なく付きます。
DK-22が付くのでDK-3とFAアイピースのセットも付きます。

なので、ネットの写真にあるようなスタイルにまでは問題なくたどり着きます。

でも・・・
DK-22ですが、最後までハメると位置ずれます。
そして、アイセンサーもろかぶりで常にファインダー覗いていると認識されます。
この時点で交換はあきらめたのですが、一応どこまで加工すれば出来るかを確かめるためにいろいろやってみました。

しかし、続々と出てくる問題で心ポッキリ。
DK-3のガラスに反射して常にファインダー覗いてると認識されます。
コレはDK-3のガラス除去することで解決しました。
DK-22とDK-3だけでくっつけて位置を調整すると、何となくアイセンサー動き始めます。
ではと思ってそこにFA アイピースつけると、アイセンサーが認識しません。
多分どこかに反射してしまっているんだと思います。
ちなみに、アイセンサーがきちんと反応する位置に設置すると、ファインダー覗けません。

DK-22の加工とか考えたんですが、そこまで加工してもうーん。って感じのレスポンスだったのであきらめました。
純正+アイセンサー減感が僕の使い方に合っているのかな。

1500円の授業料で済んでよかったよかった。

ネットの記事を見て導入を検討されている方が居たら気を付けてください。
α7sにはつかないと思った方が良いです。

※ファインダーかモニターかカスタムキーで選べるようになれば使えるかもね。
 もしファームアップあったら確認して追記します。



α7s用のレンズ買いました。

MFレンズに挑戦



買ったのは前から気になっていたティルトレンズ。

使える機能はがぜん使っていくスタイルですので、マニュアルレンズ投入してみました。

これは、レビューというか、ティルト機能の仕組みを僕なりに理解したのでその覚え書き。
書いておかないと忘れてしまうのは初老の証。

ティルト機能というのは、簡単に言うと、ピント面をずらすことが出来るレンズ。

下の絵で言うところの赤線がピント面になるという仕組みらしいです。


被写体が青線の様に配置してあれば、前から奥までピントが合った写真が撮れる。
被写体が緑線の様に配置してあれば、真ん中だけピントが合った写真が撮れる。

この真ん中だけピントが合った写真が俗にいうミニチュア風写真。

という事で、どの程度変わるのかを実践。

まずは、比較のためにティルトしないで開放で撮影。
ピントはキーボードの手前の方に合わせてあります。

後ろがボケますね。

ではこれを絞ってみます。
フルフルのF16。

後ろの方までなんとなくピント合いました。
ただ絞ってるのでISO上がっちゃってます。
ノイジー

ではこれを解放でティルト撮影。
上の図で言うところの青線の感じに合わせて。

開放でも奥までピント合いました!

一応絞った版もサンプルとして。




じゃあ、逆ティルト(ミニチュア風)も。
比較のために、開放でキーボードの真ん中にピント合わせてます。

前後ボケますね。

では上の図の緑線の感じに合わせて。

ボケますねー。
どっかの屋上から街並みを撮ったらミニチュア風になるのかな。

一応絞ってみます。

これは意味ないですね。


ちなみに、マニュアルフォーカスに関してはピーキングの力もあって全然苦にならないレベルです。
これを機にレンズ買い漁ったりしないように気をつけなければ。


と、こんな感じのレンズを手に入れてみました。
この特性を生かした写真を撮りたいと思います。

ミニチュア風は芸がないので何かいい感じで撮れないか考えてみようっと。


C-Loopの唯一の弱点克服!

チョットカスタム。



タイトルの通りですが、以前おすすめアクセサリーとしてC-Loopについて書きました。
このアイテムの弱点は、三脚穴に取り付けることでカメラを逆位置にぶら下げるので、カメラをしまうときにC-Loopが邪魔になって正位置に置けないというところです。

私は、カメラがゴトゴトするのが嫌だったので、軍艦部(っていうのかな?)の方を下にしたり、ぶら下げて保管していました。

そしてキツキツで取り外すとき指が痛い。
この前ちょこっと三脚を使うことがあって、久々に取り外してみたら、がっちり固くて、まぁでもそれが安心感だったりもするんですけど、ちょっとコレは改善の余地ありかなぁと思い始めていました。

そこで、C-Loopを簡単に取りはずすことは出来るかなぁと見ていたら、コレを発見。



クイックリリースクランプというモノらしいです。
ふつうみんな知っているのかな?無知ですみません。
通常は三脚を簡単に付け外しするもののようですが、以前つけたクイックリリースプレートがこれの対応らしいので、ボディの持ちやすさの為に付けたけど、そのままの意味で利用しちゃおうという考え。

で、取り付けてみました。
水準器は要らないので外してます。



よしぴったり。
横幅は、長い方が安定感あるかなぁと思って50にしました。

で、コレを取り付けると



多少出っ張るけど、自分的には許容範囲。
何より、ものすごいカッチリはまってくれるので、ぶら下げても全然問題なさそう。
無さそうというか、1週間使った感じでは問題ないです。
このカッチリ具合で言えば、42でも全然よかったかも。


これでC-Loopがワンタッチで簡単に取り外せるようになりました。
室内の時とか、正直ストラップ要らないと思っているので、コレは本当に楽ちん。
たまたまクイックリリースプレートを付けたのが功を奏しました。

こんなに簡単に取り外しできるなら、大好きなハンドストラップ常時つけてても良いかもと思い始めましたので、もう少しカスタムしちゃおうかな。

良かったらぜひお試しください。